re-creation プロジェクト

 

 

再び価値ある場所に創造するために

プロジェクトへの思い

浜松には日本三大砂丘に数えられる「中田島砂丘」があります。
いまでも、多くの観光客が訪れる場所です。訪れるのは観光客ばかりでなく、アカウミガメが産卵にために立ち寄り、様々な鳥たちも羽を休める場所になっています。また、砂浜でしか見られない植物も多く生息し、豊かな自然体系を持っています。
また、西風がつくる風紋、海に沈む赤々とした夕日、どこまでも続きそうな砂の丘、原野。ドラマチックな風景は、ここでしか見ることができません。
そんな中田島砂丘は、浜松市民にとっては小学校の遠足など思い出の場所です。

しかし、現在の中田島砂丘では、
・海岸浸食による砂浜の減退
・松食い虫などによる松枯れ
・海岸線の礫化
・防潮堤工事による景色と生態系の変化
など、さまざまな課題を抱えています。

浜松の地域資産である中田島砂丘。この地球にとってもとても大切な場所であり、この地域に暮らす我々の大切な宝です。

自分たちの住む街、地域の資源の価値については、常に接しているがため、単一的見方しかできなくなり、硬直した認識に陥ってしまいがちになります。 そこで、地域資源を改めて見直し、既存の価値、新たな価値を確認するために、複数のクリエーターの解釈、クリエーションからその地域資源の魅力を見出し、わたしたちにとって、再び価値ある場所に創造することを目的として、このプロジェクトを企画しました。

中田島砂丘におけるさまざまな課題を解決するためには、まず、好きな場所になり、気にかけ、多く足を運ぶことと思います。そんな「きっかけになればと」願っています。

中田島砂丘を題材に、自由なアイディア、クリエーションを募集します。

応募の中から、5件ほど採択させていただき、中田島砂丘ネットワークがみなさんに対してプレゼンテーションを行います。

また、その中から事業化できるモノを今後、実践していきます。

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